2010年2月27日土曜日

企業内研究所は必要か。

あくまでの製薬業界に関してのお話ですが。

20世紀最大の発明、というのは「企業の中に研究所が出来たことである」、という話も聞きますが、今のような企業内研究所が当たり前の時代では、なんだか信じられませんよね。

そんな20世紀最大の発明のはずの企業内研究所ですが(確かアメリカのベル研究所が初めて)、製薬ビジネスにあっては至って成功の事例が少ないことは周知の事実。実際私は、革新的新薬の創造を目指す企業内研究所に勤めたことはありませんが、友人や先輩後輩がそういう場所で働いているので、危惧するばかりです。

たとえば2011年にタケダが湘南に移転する際に(これがちょうどアクトスの特許切れとリンクする)、筑波研究所と合体するし、人的削減をするなんてことは十分にあり得ること。(その頃には営業利益が1000億ぐらい減るし)しかも今後の開発品のほとんどが導入品なんて話になれば、研究所の価値は無いわけで、大幅に固定費がカットされること必死でしょう。

そうなると、おんぶにだっこだった研究者は憂き目を見ますし、そうなる前にどうする、ということを当然考える訳です。

どうせFireされるんなら、早いとこMRとか開発に移って、研究所での視点や考え方を生かす方が妥当な気がします。才があるならどんどん研究した方がいいんでしょうけど、難しいでしょうね。環境がそうなってないですし。

あ、あとは、製剤技術を極めるのもひとつかもしれません。製剤ってのは一朝一夕には身につけられなくて、いわゆる職人の域だからです。

話変わりますが、この10年の新薬を見てみると、抗体医薬なんて完全に時代の最先端技術であったわけで、そういうものの大半は大学で創造されてきます。企業にはそういう視点が少なくて、いくら必死に過去のやり方を引きずって頑張ってもそんなんはほとんどドブに捨ててるのと同じってことになってるはずです。そういうところに資本を投下するんであれば、大学の研究室集めてビジネスコンペを行って、一件あたり500万位で募って芽をどんどんガメるってほうが良さそうな気がしますね、個人的には。科研費も少なくなるそうですし、意外と安い買い物が出来るかもしれませんよ。

2010年2月26日金曜日

第一三共。


「おっ、第一三共。」
のCMでチョリってる会社ですが、
とうとう後発市場も荒らしに来ましたね。

日経の一面に出てました。
たぶん日経の記者がすっぱ抜いたものなんでしょうが、
第一三共側も、すかさずHPにて「弊社からの報道ではない」といいつつ、

 「第一三共エスファ㈱」

の設立などなどあわただしい組織改革が表に出てきました。
「Established Pharma」のエスファなんでしょうが、
やっぱり第一三共のブランドはしっかり保ってきましたね。

こういう動きを念頭において、

 「おっ、第一三共」

のCMを打っていたと思うと、Mr庄田の戦略に感服します。
これでマーケットが広がれば御の字ですが。

2010年2月23日火曜日

Xperia。



ソニエリのスマートフォン。
ドコモショップに行ったら、サンプルがおかれていました。

4インチと、大きめの画面ではありましたが、
東芝の製品よりは大きくなく、手にフィットする感がありました。

世界標準は、ワイドスクリーン+タッチパネルですね。
ますます、目が離せません。

ほしーなぁ、でも、金ないしね。

2010年2月22日月曜日

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら。


岩崎 夏海著。
ちょっと表紙だけ見ると、書店で買いにくいように感じますが、
中身はいたってまとも。いや、まともすぎるくらい。

切り口がなんといってもおもしろくて、

 いわゆる野球部の「マネージャー」が企業一般で使われる「マネージャー」

となったら、その野球部はどうなるか、というもの。

そのベースは、P.ドラッカーの「マネジメント」という本。
ただ、この本は普通に読むと応用方法がわかりづらい。
それが本書では具体的にわかりやすく書かれています。

入門書としては、これ以上に無いくらいオススメと思われます。

2010年2月20日土曜日

PBLTV。


中学校、高校のトモダチがやってるバンドです。

3年前くらいからかな、贔屓にしてるわけですが、
贔屓目に見ても自慢できるくらいいい音楽だと思ってます。

もしよろしければどうぞ。

2010年2月14日日曜日

twitter。

始めました。
このブログと同じ名前でアカウント作ってます。

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2010年2月13日土曜日

アレクサンダー・マックイーン。

現代のファッションデザイナーを代表する
アレキサンダー・マックイーンが死んだそうです。

新聞の夕刊を読んでてはたと目がとまった記事に書いてありました。

自殺だそうです。

初めて彼のファッションショーを雑誌でみたのは、
おそらく高校1年のときだったかと思いますが、
その美しいコレクションに圧倒されました。
そのとき見たものは、服というより、「身にまとう何か」、
という印象でした。

あれから12年と、時が過ぎるのは早いですが、天才児として
言われ続けたプレッシャーがあったんでしょうか。

来年から彼のショーや服が無くなるのが残念です。

2010年2月11日木曜日

気づけば一ヶ月。

更新してませんでした。

日がたつのは早いものです。
2月ももう半ば。気がつけば今年度が終わってしまうかもしれません。

ただ、2月3月は、友人や後輩にひさしぶりに会う機会も楽しみも多いですが。

4月からは心機一転となるかもしれません。
頑張るのみですね。