2013年2月22日金曜日

旧正月にすること。

旧正月からすこし時間がたち、徐々に正月ボケがなくなってきたベトナムです。
旧正月に縁起がいいこと、というのがいくつかあります。

「赤」色はベトナムの国旗の色でもありますが、旧正月に着たり、食べたりすると縁起がいいものとして知られています。うちのスタッフも赤色のジャケットなどを召したりしています。

他には、植樹。
正月明けに地元区役所から呼び出しを受け、工業団地の植樹イベントへ参加してきました。
テナントだから、呼ばれたものの、出てみると地元共産党の書記長が来たもんだから、テナントそっちのけ。何とか植樹イベントに参加したものの、自分からいかないと何もできない状況でした。

工業団地は全1600Ha(東京ドーム400個分)という壮大な広さ。
今回は地元高校生もイベントに参加して(させられ)、残りの1000本の植樹に参加するそうです。

にしても、9時からのイベントだから高校生は8時半から待っているのに、9時半頃にだらだら偉い大人が来るもんだから、よくならないんですよね、国が。ほんと反面教師、困ったものです。
 

2013年2月8日金曜日

春節到来。


前回は忘年会のことを書きましたが、いよいよ旧暦の大晦日到来です。昨年は出張ベースで来ていたため、本格的にベトナムの春節を迎えるのは初めてです。ハイフォンという港町ですが、この1週間は普段とは違う熱気、というか人ごみがすごいです。

梅や金柑の木を歩道に並べて売るもんだから、歩くときはもう大変、奥田民生ばりの大迷惑です。しかも展示しているものをバイクに乗りながら見比べる人が多々いてホント、カオスです。出歩く人が増え、鉢植えを持ってバイクに乗る人も増え、交通量が増えるからか事故を目にすることもかなりあり、にぎわいを肌で感じます。

写真は金柑の木ですが、170センチくらいの大きいものですと、だいたい3万円くらいします。使い方は日本の門松のように玄関に飾るそうです。この金柑の木は、正月前に畑から鉢に移され、お客さんに売られる訳ですが、正月がすぎると、またこれをもとの畑に戻すんだそうです。正月にあわせて実を付けさせ、正月が過ぎると元に戻す。なんという手数料商売でしょう。1年間、木の状態を保つ、というのはなかなか難しそうですが、やりきるんでしょうね。

金柑の実が、接着剤で止められていないことを切に願いますwwwま、どこぞの国だとありそうですが。。。

2013年2月2日土曜日

育児と部下。

単身赴任でベトナムに来ていますが、日本で帰った際には子供と一緒に時間を過ごします。子供はその家族と一緒に過ごすので、家族の常識・習慣が子供の常識・習慣となる訳です。

私も日本に帰れば親になるので、子供に対して何がよくて何がよくないのかを教える必要があります。でもまだ言葉を喋れませんしいくら言葉で説明してももちろん理解できません。しかし子供は親の言動をよーーく見ています。私が頭ではダメと分かっていることもついつい行動に出てしまった場合、子供に真似されてしまいます。子供がそうするものだと思ってしまうと、そうするのが当たり前、と子供は体感するので非常によくない。

一度そうなってしまうと、もっと大きくなってから説明しても(オヤジがやってるじゃんとか思われると)、余計に手間がかかってしまいます。

「最初に手を抜くと、あとでずっと手がかかる」でも「最初にしっかり教えると、後で手がかからなくなる」。それはそうだと思うのですが、なかなか出来ないんですよね。子供のためを思って、自分に厳しく、しっかりしないとと感じました。

ということが、丸々(ベトナム人)部下にも当てはまるなぁと、戻って感じた訳です。もちろん彼らは英語が分かり、しっかりとした大人ではありますが、日本企業の文化というところでは初めての体験だったりします。部下は日本人の一挙手一投足を見ています。そんな部下に対してもしっかりとした態度を取らないとあとあと手がかかる。

あとあと手がかかる場合は、きっと自分の指導不足であり、従業員の模範としてダメなんだと思います。また、いろんな判断を求めてきますので、自分の中でもポリシーというか合理性を持っておかないと動いてくれないのも事実。日本人の言う、雰囲気で決まる、というのは後々手がかかることになりかねないのでおすすめできないでしょう。

1年後、会社がカオスになっていないことを切に願います。終。