2013年2月2日土曜日

育児と部下。

単身赴任でベトナムに来ていますが、日本で帰った際には子供と一緒に時間を過ごします。子供はその家族と一緒に過ごすので、家族の常識・習慣が子供の常識・習慣となる訳です。

私も日本に帰れば親になるので、子供に対して何がよくて何がよくないのかを教える必要があります。でもまだ言葉を喋れませんしいくら言葉で説明してももちろん理解できません。しかし子供は親の言動をよーーく見ています。私が頭ではダメと分かっていることもついつい行動に出てしまった場合、子供に真似されてしまいます。子供がそうするものだと思ってしまうと、そうするのが当たり前、と子供は体感するので非常によくない。

一度そうなってしまうと、もっと大きくなってから説明しても(オヤジがやってるじゃんとか思われると)、余計に手間がかかってしまいます。

「最初に手を抜くと、あとでずっと手がかかる」でも「最初にしっかり教えると、後で手がかからなくなる」。それはそうだと思うのですが、なかなか出来ないんですよね。子供のためを思って、自分に厳しく、しっかりしないとと感じました。

ということが、丸々(ベトナム人)部下にも当てはまるなぁと、戻って感じた訳です。もちろん彼らは英語が分かり、しっかりとした大人ではありますが、日本企業の文化というところでは初めての体験だったりします。部下は日本人の一挙手一投足を見ています。そんな部下に対してもしっかりとした態度を取らないとあとあと手がかかる。

あとあと手がかかる場合は、きっと自分の指導不足であり、従業員の模範としてダメなんだと思います。また、いろんな判断を求めてきますので、自分の中でもポリシーというか合理性を持っておかないと動いてくれないのも事実。日本人の言う、雰囲気で決まる、というのは後々手がかかることになりかねないのでおすすめできないでしょう。

1年後、会社がカオスになっていないことを切に願います。終。

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