2013年3月22日金曜日

シルクの村。

先日ハノイに行ったときに、シルクの村Van Phucに行ってきました。ハノイで有名なシルク街はホアンキエム湖近くのハンガイ通りなのですが、お店の値段がまぁまぁ高かったので知り合いのおすすめということで訪れてみました。

村、といってもハノイから南の方向に10km程度しか離れておらず、車で30分とアクセスもなかなか。確かにネクタイ1本5ドル、と優れたプライシングをしておられました。今回はネクタイ2本、シルクのパジャマを調達。

ここはシルクを売っているだけではなく、カイコの栽培、絹の採取、そして織物、をやってました。カイコはタンパク源ということもあり、ベトナム人は揚げて昼ご飯に食べたりします。私も以前食べましたが、外はかりかり中はふわふわ、という食感でした。ちょっと揚げが足りないと生臭さが残りますね。通常食用、として出てくるカイコは今回見たような程長い形をしておらず、ダンゴムシみたいなずんぐりむっくりな形をしています。




織り機の方は、休むことなくカタコトと動いていましたが、ほぼ自動化しているのか人の姿は見当たりませんでした。とはいっても木製で昔の日本のような趣があり、同行したおじいさんは懐かしまれておりました。特に織り機の型である、木製のオルゴールの要なもの(写真右上)はそれだけでも美しく、ほほぅ、と感じ入るものでした。

観光地からはほど遠いため、観光客もほとんどいませんでしたが、ハノイに飽き飽きされた方などは足をのばしてみるといいかもしれませんね。

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