2014年4月11日金曜日

Ranbaxyの株価。

7日、第一三共によるランバクシー売却のニュースが世界を巡りました。
第一三共がランバクシーを買収した2008年、ちょうど研究所にいたこともあり、非常に興味深かった案件なのですが、同じ日本の製薬業界のものとして今回のような結果になったことは
非常に残念であります。

複眼経営、というこれもまたなかなかカッコよい言葉で始まった経営方針ですが、始まりもゴタゴタ(リーマンショックも重なる)し、どうやら終わりもゴタゴタしそうです。

個人的な興味もあり、せっかくの大型案件なので、自分なりの数字でも何かはじき出せないかと思った矢先、どうやら株価の動きが何やらきな臭いことがうっすら。と思えばロイターでもこんな記事がでてるし、小保方さんの裏に隠れていますがなんとなく怪しい。含み益などが決算で出るのかな~と思って調べたけれども3月末の株価はあんまりさえない。んー、これはどういうことでしょう、これも織り込み済みの株価上昇なのでしょうか。

そもそも2008年の公開買付の終了わずか1週間でFDAから禁輸処置を受ける、など翻弄されまくったあとの幕引きがこうでは、今のところ上がっている株価もどうなることやら。

複眼で見たつもりが結局、お釈迦様の掌で転がっていた、ということですかね。自分の心配を先にした方がよいですが、3500億円の授業料は、しっかりと日本経済に取り戻して欲しいところです。

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