2012年8月4日土曜日

スタートダッシュと賄賂。

シンチャオ!(Xin chao!)ベトナムからこんばんわ。シンチャオは、丁寧な言い回しなのですが、いわゆるガイドブックに載っている言い回しなので、現地の人からすると、ベトナム初心者丸出しというわけですので注意しましょう。チャオだけで十分通じます。

さて、ベトナム生活も3日目に突中致しましたが、目下、来週水曜日に控えた起工式(Ground Breaking Ceremony:地鎮祭)の準備に西へ東へ奔走しております。

急遽決まった起工式後の昼食会での鏡開き。なかなかベトナムで探すのは大変です。が、そんなとき大切なのがコネ。ベトナムでは有名な雑誌スケッチの編集者に確認すると、住友系工業団地内のほたる食堂を紹介してもらいました。で、今日はその受取。

酒を購入するので、樽代はタダにしてもらいましたが、やっぱり酒は値段が高い。八海山の清酒なのに1升瓶が約1万円!純米酒じゃないんなら、一の蔵の純米にすればよかったと後悔。。。まぁこれはそろったのでよし。

次に向かったのがDHL。
起工式に必要な来賓へのプレゼントを日本から発送したのですが、書類が足りないから出せとのこと。準備に時間がかかるので(来週月曜日には必要!)直談判へ。そこで起きたことをまとめると、ベトナム語の嵐と賄賂請求。日本人と似たようなもんで、ほとんどの人は英語がしゃべれないベトナム。ややこしいことはベトナム人スタッフがいないと全くできません。

で、DHLで必要な資料をその場で書いて提出。郵送物の内容をベトナム語で記載せよ、ということなので、自社グループ工場製品であるパテックスの説明に「サロンパス」と書く始末。でもそれで通用するのもまたベトナム。商品名=そのジャンルの代名詞になります。

その後、税関職員からは、OSAKA~、とかなんとか呼ばれましたがそのときは意味不明。だけど、その後、DHLの職員がこそこそと来て、「税関職員にカネ渡さないと、届くのに4日がかかる」と。起工式に必要なものなのでそれは無理!というと「100USDよこせ」、と。今回は背に腹は代えられないので払いましたよ、100USD。領収書なんてもちろんでないので、これどうやって経費処理しようとか考えましたが、まぁとりあえずほっと一息。

その後はパーティ会場を確認して、DVDが投影されることを確認して、終わり。
と思ったら、起工式にベトナム投資省の副大臣がくるとかって連絡。。。式に中央政府の人がくるのはいいんだけど、日本で言うと経産省事務次官とかの感じだよ?ってなことで、また席次を考えなきゃとか思いましたが、今日は疲れたのでこの辺で終わります。

週休1日なので、明日も仕事を頑張ろうと思って眠りにつきます、ハイ。

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