2012年10月13日土曜日

ベトナムのMBAクラス。

前回、職業訓練学校や海事大学を見学しましたが、今日はベトナム人の友人が通っているMBAのクラスを見学させてもらいました。本日の科目はプロジェクトマネジメント。

私の住んでいるハイフォン地区はハノイから車で3時間と比較的離れており、MBAを取るためにわざわざハノイへ通う人もベトナム人の間ではそれほど多くないようです。

講義は、ホーチミンにいるオーストラリア人講師が請け負っていましたが、英語をベトナム語に通訳しながら進めるので非常にゆったりとした進捗でした。一般的に、ベトナムの学校というのは座学が中心であり、学生も日本と同じく質問をしないのが普通です。

しかし、MBAともなると、授業の進め方もインタラクティブであり、発表形式で進んでいきました。というのも、このスクールの学生は会社の経営者であったり、共産党関係者だったりと、自動車で学校へ通えるくらいかなりハイソな人々なので、それぞれの経験・知識に基づいてよくしゃべります。

ただ、発表については事前にケースを読んで考えてくるわけではなく、授業中にグループで即席で考えるというスタイルでした。そのアウトプットを参考にしながら、先生が最終的にレクチャーする、という流れです。

ハイフォンの中では英語で進める授業がある、と聞いたので今回見てみたのですが、生徒は英語ができない人も多く、議論もベトナム語なので、外国人が入るのはちょっと難しいかなぁと感じました。ま、こういうところで地元の人たちと仲良くなれるのはうれしいんですけどね。

従業員の幹部教育にはいいかもしれませんね。

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