2013年1月6日日曜日

円安と三角合併を考える。

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。みなさんが幸せに過ごせる1年となるよう心より祈っております。

が、幸せの定義も人それぞれでありますし、今、自分が考える、「幸せ」、となる状況を得るためには、より一層の努力が必要と感じています。「幸せ」は決して空から降ってくるわけではないことを肝に銘じたいと思います。とともに、道端に落ちた「幸せ」も拾えるように寛容でもありたいと感じます。

さて、大発会しかり為替しかりと、政権交代してからというものの景気のいい話が続いております。海外投資を担当している自分だけの立場からすると、円ベースの投資金額の膨張、に対する懸念がありますが、将来的にドルベースでビジネスをやろうとすると、対円の為替はあまり関係なくなくかもしれません。まぁ、この円安トレンドもいつまで続くか、いつ揺り戻しがくるか、しばらく静観しなければならないと感じています。

さて、久しぶりの安倍政権ですが、安倍政権には2つの意味で思い入れがあります。

①山口県が地盤(山口四区)であり、母方は歴代首相の佐藤榮作と岸信介。実際に行ったことはありませんが、佐藤榮作のお墓は私の実家から徒歩圏内にあります。また、安倍さんの弟にあたる岸信夫さんは今回衆議院に鞍替えして山口2区から当選しましたが、その昔、私の祖母が亡くなった時にお葬式に足を運んでもらったなぁ、としみじみ回想に耽ったり。

②入社時(2007年4月)の総理大臣であったことです。当時の政策として、White Collar Exemptionや三角合併解禁という話題が新聞紙面を賑わせているときでした。私は、会社の入社式で新入社員代表としてメッセージを述べる機会をもらったので、これまでの形式だけであった新入社員からのメッセージのひな形を壊して、社会人の働き方の変革、米日の買収活性化、についてなど言いました。今思えば、ホワイトカラーイグゼンプションは跡形もなく消え、三角合併も当初想定された黒船襲来となるほど活発なM&Aは結果的に起きませんでした。

入社から丸5年が終了しようとしているところで再び安倍政権誕生となったわけで、今回の政権もいろいろとやろうとしたけどやっぱり駄目でした、なんてなって欲しくないですね。

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