2014年3月1日土曜日

使命と現実の乖離。

企業を運営するにあたって、当該企業の行動指針や使命、というものを従業員が理解することは、企業サイドにとって非常にありがたいものである、と思います。自分の、あるいは自分の企業が社会へ問う意義、というものを柱に、業務に打ち込め、よりよい社畜になれるもの、と思いますww

社畜になるかどうかは本人のことなのでどうでもいいのですが、使命を振りかざす割に、契約書の内容が全然使命と違うんですけど、というようなこともあるのですね。

ベトナムにおいてはいろいろな人材紹介会社があるのですが、通常契約書に記載のある紹介料は年収の2割であり、仮に使用期間中に、自己都合や能力不足による解雇となる場合は、当該紹介料を大方返金するのが妥当だと思うのですが。実際は違うんですね。

100歩譲って不幸にもこちらの判断ミスにて雇ってしまったけれど、能力不足だから解雇、という場合はいいとして、試用期間中、自己都合による退職の場合でも紹介料は50%しか返せません、ってどゆこと!?というのが個人的な実感です(これが人材紹介業の慣例ならば何も言えません。。)

ただ、ここから考えられるのは、
①ダミー人材を紹介して、紹介料だけどかすめ取るビジネス業態が可能
②しかし、そんなことをすると、口コミで紹介業なんて出来なくなるから、その条項を保っていても信頼するクライアントがいて強気
ということなのかも。

契約書を保守的に読むと、①の可能性を排除出来ず、今回は契約破綻にした訳ですけれど、クライアントが必要とする人材を紹介する、という使命からは契約条項が少し離れているのではないかい、と思ったのです。

というのが日系資本のローカル人材会社だったわけで、こんなものなのかなー、と考えさせられてました。

ということを反面教師に、自社の使命と現実の乖離も検証することに致します笑

0 件のコメント: