2014年5月24日土曜日

日本人であることは武器だ。

ビジネスという戦場を勝ち抜いていくためには武器を持たないと、生きていけない、ということですね。空港から自宅までの3時間弱、ぽやっと考えてました。

そしてこの2年間、プロ意識ってのが欠けてたかな〜、と感じるに至り。もちろん、ここでの仕事というのが自分がそれまでに経験した内容とは大きく異なるとはいえ、だからこそ現状に甘えてしまってたか、とつくづく反省。

これだけ変化の激しいフィールドで、自分のミッションを把握し、それを実現するためには「秒速」で学ぶ必要はないにしてもある程度のスピードを持って自分の装備を実装しなければならない。自分のカバー範囲が広いとしても、会計は自分の専門じゃない、とか、人事は違う、とかITは分からないし、みたいなことを感じてた。かといって薬学が専門か?と言われると、最近の情勢はあまり分かんないし、中途半端やな〜、って感じて少し凹み。しかし、どの分野もある程度分かる、というのは何かを統合するときには武器になるのだろうし、結局自分がどのポジションにいくかどうか、行きたいかどうか、というところにたどり着くような気がする。

今の自分が経験していること、というのはこれからの20年間を生きていく素材を得ているのであって、それをどう料理して食べるのか、血肉とするのは自分次第。

例えば、ベトナムという共産主義圏において何か交渉をしなければならないとき、理論的に説明するのではなく、例えばお酒を一緒に死ぬほど飲むことが解となるかもしれない。し、そんな回答はビジネススクールのケーススタディには(恐らく)ない。交渉の仕方はシチュエーション次第であるし、それを感じなければならなのだと。しかし、ケースをこなしていると、推測ではあるけれども、この場合は飲みにいくのが正解だ、とか定性的に判断出来るような気がする。それは結局、Issueは何だ、という本質を見抜く力であるのだと思う。

もう一つ心がけたいと思ったのがコミュニケーションの強化。相手を感じ、自分を感じ。なぁなぁでこれまでやってきたけれど、この辺りもそろそろ手がけていかないと行けないんだろうな、と思うに至りました。その中で、空気を読む?という行為は日本人が比較的得意とする領域だとも思うし、読んだ後で、いつやるの?今でしょ!みたいな呼吸もろもろ習得していきたいなーと。

世界は広いし自分は小さい。いろんな生き方もある。いい選択をしていきたいものです、というかあとから振り返ってよかった、と思いたい、ということかな。

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