2014年5月29日木曜日

中国クオリティ。

正直、悪くないんじゃないか、と思うこの頃。先週、中国の観光地でフラっと鞄屋さんに入ってみるとちょうど話題のキティ財布があった訳です。こちら、縫製もしっかりしているし、何より顔をスライドすると鏡になる、という女子に必要なギミックが入っている訳です。

それ以上に驚いたのが、○ッチとか○ーチなど有名ブランド品に非常によく似た鞄があるのですけれど、ここはちゃんと偽物ではなく類似品(「RAPDA」とか)として販売しておりました。ベトナムでは堂々とグッチ、コーチとかって書いているので、その点、中国がモラルが向上している?という一例かと思います。

そういえば中国での偽物生産もコスト高でベトナムシフトしているそうですが、コストも下がるとともに偽物のクオリティも下がるのではないか、なーんてどうでもよいことに気をまわしたりしております。ベトナム人はホンモノを知らなかったりするので、D&Gと書いてあるけど何となくカッコいい、というレベルで買っているのですが、アイコン好きなアジア人は偽物と分かって買っているので、そこが諸悪の根源ではないか、と感じている訳です。

自動車の内装など少しハイクオリティが求められる場面など、新興国の中ではやはり生産拠点としては中国は先行していると思いますが、先進国と比較すると、まだまだ粗が目立ってしまうというところでしょうか。

ただ、もの作りの観点からは、単純にいろんなものの品質が上がっていくのはよいことと思います。

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