これまでは中国は世界の工場として台頭してきたけれど、
これからのインドはどうだろうか?
人口はすでに中国に匹敵するくらいだし、
英語も出来るから、外資にとって管理はしやすい。
ただ、宗教色が強いのがまた特徴。
ちなみにこないだ買ったサンダルとベルトはMade in Indiaだったけれど、
牛革の加工は大丈夫なんですかね?
その工場はヒンズーじゃないんですよね、きっと。
同じく、豚革の加工はムスリムでは無理だし。
だけど、中国と比べたら海岸部も広いし、
恵まれている環境にはあるんでしょうね。
人件費などのコストも安いし。
話は変わって医薬品の話。
コストといえば、ルピン ファーマシューティカルの経営戦略が出ていたけれど、売上高はまだまだ800億円くらいなのに400人の研究者を雇ってやっているのがすごい。バイオテクにはとりあえず30人を投入したみたいだし、その規模で新薬研究もやってる。
日本のジェネリックメーカー(GE)はそれくらいの売上でもせいぜい100人くらいの研究者がいい線だろうし、あんまり低分子の領域から出ようとする企業も少ないように思う。Indiaの企業とはそもそもポテンシャルが違う。
2010年問題なんて言われて久しいけれど、当事者から言うと2010年問題に乗り遅れたらその会社はもう終わりなわけ。だから、2010年問題はもちろん乗っかるにしても、重要なのはそれからあと。
世界に出ていくorバイオテクに参入するかは戦略次第だけれども、うちとしてはどっちもやんなきゃ生き残れないように思うね、切に。
さぁ、どうするか。
2009年7月18日土曜日
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2 件のコメント:
お久しぶりです。
インドは北部と南部でかなり文明の差があると聞きました。14の州それぞれで法律や考え方や宗教との関係も異なってくるので、インドを一つの国としてみるのは無理があるのかな、と思っています。
何はともあれ、
"インドに来ればすべてが叶う"
という言葉があるほどに、多様化が進んだいる国だと思います。ボーダーレスな世界の縮図なのかな、とふと思いました。
お久しぶり。仕事のほうはもう慣れたかな?
インドがひとつになるのは難しいのかもしれないけれど、総パワーがでかいことはやはり、経済にとっては意味があるよね。
最近のインドはボーダーレスになりつつあるのかもしれないけど、なんだかんだいってカースト制度とかのボーダーはまだ根強いんじゃないかと思うよ。その辺も含めて多様ではあるんだろうけれどね。
一度でいいから行ってみたいねぇ。
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