2009年7月8日水曜日

死神の精度。


伊坂 幸太郎 著。

タイトルにも表れているように、死神のお話。
とある死神が、死神界の上の神から、一般の指定された人間を殺す、そういう話。

実際には直接手を下すわけじゃなくて、死んでもいいか否かを決定するだけ。
で、その調査期間が一週間で、その一週間を綴る。

なんだか、少し夢があって、同じ死ぬにしてもシアワセに死ぬというのはいいのかなぁとも思う。

あとあとは、時系列にも感動アリ。
表紙みたいに重い話しじゃありませんよ、案外軽いです。

2009年7月5日日曜日

シッコ。


日本人にとっては少し不快に聞こえるようなことばですが、
アメリカのドキュメンタリー映画のタイトルです。

       "Sicko"

です。

そもそもこのような映画が成り立つのは、アメリカ国民が保険制度に対して不満があるからだと思います。

この映画では、アメリカの医療制度のあり方について撮られています。
アメリカの医療制度は日本のそれとは異なり、公的保険と民間の保険会社が混合している状況。

「日本の制度」
日本の場合は、政府管掌健康保険などの被雇用者保険や国民健康保険に入っておくと、病院に行ったときにその2~3割の金額負担で済むという制度がある。そして、自分が選択して入る保険としては、死亡保険や傷害保険などの生保会社のものがある。

日本の保険制度は優れていると評価される反面、医療費の増大によって国庫の圧迫なども叫ばれるようになっています。数年前くらいから病院の費用圧縮のため、DPC(Diagnosis, Procedure, Combination:診断群分類別包括制度;疾病の内容により金額の上限が決まるため、病院はその金額に収まるような医療をする必要がある)が始まり、最近ではジェネリック医薬品へのスイッチの推進力になっています。

「アメリカの制度」
アメリカでも90年代までは日本のような方法が一般的だったようですが、医療費が膨大になり、DPCのような管理型の医療が今では中心となっているようです。アメリカではそもそも保険機関が日本のような公的なものだけでなく民間のものがあり、なんでもかんでも病院にかかって医療費が増大するようでは民間の保険会社の存続が危ぶまれる可能性もあります。

従って、HMO(Health Management Organization)と呼ばれる民間の保険会社はその名のとおり、マネージメント、すなわち管理をする機関であるために、自社との契約のある病院・さらにはその病院の○○医師に診察された場合のみにお金が支払われるという、被保険者にとっては不便極まりない制度となっています。そのあたりの利便性は、保険料や診療費用を積み増せば改善されるようですが、一般の人にとっては無理な話なんでしょう。

そして、民間の営利目的の保険会社にとっては、患者の医療費負担はそのまま会社からのお金の流出を意味するわけです。だから会社を黒字化するために、出来るだけ最もらしい言い訳を言って、患者に診療費を払わない社員が最も優れていると評価される、まったく被保険者のことを考えない制度となっているのです。

アメリカで、特許切れの翌日からジェネリック医薬品が浸透するのは、営利の保険会社がコストを圧縮するため、という理由が分かれば「なるほど」と感じると思います。日本の場合は、健康保険はあくまで「国」の管轄なので、そのような意識が薄くなるのは仕方ありません。ただ、日本でもDPCのような動きがあることも確かですし、日本の一国民としては、景気対策にばら撒くのも結構ですが、削れるところから積極的に削っていきましょうよ、思うわけです。

ま、自分が新薬メーカーにいたらそんなことも思わないだろけど、ジェネリック業界にいるから、ということで書いてみました。

2009年7月4日土曜日

インターフェックス。

行ってきましたインターフェックス@東京ビッグサイト。
本当はフルでの参加だったけれど、仕事が忙しいからという理由で
2日目のみの参加になりました。

東京ビッグサイト自体初めてなんで、結構どんなイベントなのかわくわくしながらの参加。
弊社としては医薬品の受託ビジネスを広げたいから、ここで内資外資を問わずに商談を進めたいそう。

オレは研究サイドなんでそういう具体的な話は出来ないけれど、
技術的なことを聞かれた場合に説明したり、なんてことをしてました。

そこまで外国人の人は多くないけれど、もし来たときは対応したり。
こういうとき、英語がそこそこでも出来ると役に立ちます。

ま、日本の展示会に来る外国人は、意外と日本語がいけたりもするんだけれど。

来年もぜひ参加してみたいものです。

2009年6月27日土曜日

計画された偶然性(2)

@オリンピックセンター(通称オリセンというらしい)

会場に向かう途中にも、日本人・外国人を問わないいろんな団体や学生にたくさん遭遇。
しっとりとした夏の夜でしたが、なんだかわくわくしながら行ってきました。

岩瀬大輔さんの講演やMPI理事長の山崎さんの話など、有意義な時間となりました。

東京出張にかぶせての参加だったため、残り1時間を残して席を立つという結果になりましたが、
僕が印象に残った言葉を紹介しようと思います。

岩瀬さんの言葉ですが(若干僕の解釈も入ってます)、

 「人生は確固としたゴールに如何に早くたどり着くか、というような
  サバイバルレースではなくて、例えばヨーロッパを鉄道で巡るようなもので、
  ゆったりとその過程を楽しむことだ。だから、列車の中で偶然出会ったヒトと
  話すことによって、行き先が変わることももちろんある。」

というものです。

この考え方には非常に賛成で、ひょんなきっかけによって進む道なんて180度
変わるかもしれないけれど、それは本人にとっては幸せなことなんだと思う。
そうするためにも、がんばらない程度に前向きに、オープンに、という姿勢を
持つことが必要なんでしょうね。

行ってよかった、と思えるセミナーでした。




  

2009年6月21日日曜日

計画された偶然性。

という名のセミナーが6/26(金)に東京で行われます。

主催はMPI(Management & Policy Institute)というNPOですが、
パネリストとして、ハーバードビジネススクール卒の方々などが来ます。
NPOの代表や新興生命保険会社の副社長とブランドマネージャ。
で、皆さんの歳が30そこそこと非常に若い!!誕生年が俺より4コ上とかね。

まぁ、特に転職なんてことは考えていませんが、この日は日中に別のセミナーに
参加するために東京に行くので、せっかくなのでこっちも参加してきます。

この偶然が、もしかしたら「計画された」ものだったりするのかな、なんて考えたりもしてますが。

ということで、東京在住の方でヒマな方、このセミナーに行きませんか?
今のところ一人で参加する予定なので、誰かご一緒してもらえると助かります。

詳しくは、タイトルがリンクされてますのでそちらを参照願います。

2009年6月20日土曜日

Let'sNote。


モバイルパソコンでおなじみ、レッツノート。
ビジネスシーンでみるなら圧倒的なシェアを持ってます。

そのレッツノートに新色「黒」が出ました。

これまでは、owner made modelのみの販売だったため30万円くらいと高かったそうですが、量産ベースに持って行くことによって価格が20万円まで下がったのだそうです。

パッと見、FM-V??みたいな感じがありますが、よく見ると、「レッツノート」って感じです。

昔に比べるとだいぶ安くはなりましたが、あと5万円くらい下がればなぁ、なんて思います。

"Let's NOTE"
Let's NOTE is well known as mobile PC.
In business scene, it has top-share because of tough battery, corporate brand.

New color "black" was added to its color variation and it is now on sale.

In the past, it was able to be purchased through owner made version and expensive like 300 thousand yen but by bulk production the price is down to 200 thousand yen.

On first glance it looks FM-V, but on close look it was Let's NOTE, though.

I hope 50 thousand discount to get it.

2009年6月18日木曜日

占領を背負った男。


北 康利 著。

最近人気(?)の白州次郎の話。
というより、そもそもこの本が人気の火付け役らしいです。

オレはというと、漫画「王様の仕立て屋~サルトフィニート~」にて、日本人きってのダンディということで登場して、そのとき初めて知ったんだっけな。そのときは彼がどんなことをやり遂げたかなんてことは全く分からなかったけど、この本を読んでみて、よほど気骨のある人だったんだと実感しましたね。

吉田首相もそうだけど、歴史を形作る人々の重さ、というものは計り知れないものがあります。
文庫で読みやすいですし、6月病の社会人の皆さまなんかにぜひどうぞ